すごい分量ですね。
正規の報告書は3つに分断されていて、全180頁。要約版でも30頁です。
オリンパス 2011/12/6
第三者委員会調査報告について
http://www.olympus.co.jp/jp/info/2011b/if111206corpj.cfm
調査報告書要約版
http://www.olympus.co.jp/jp/info/2011b/if111206corpj_1.pdf
続々と報道各社からも報道がされていますので、拾った記事をメモ変わりにこちらに残しておきます。
そして、タワー投資顧問の大量保有報告書・・
WSJ
オリンパス損失隠しスキームの複雑さ
http://jp.wsj.com/japanrealtime/2011/12/06/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%B9%E6%90%8D%E5%A4%B1%E9%9A%A0%E3%81%97%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%81%AE%E8%A4%87%E9%9B%91%E3%81%95/
Bloomberg
オリンパス第三者委:穴埋め1348億円、反社会勢力関与認められず(2)
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LVRQCS6TTDS201.html
ロイター
特集:揺れるオリンパス株価、上場廃止に賭ける動きも
http://jp.reuters.com/article/technologyNews/idJPTYE7B506C20111206
特集:上場維持問題、「重大性」の東証判断が焦点に
http://jp.reuters.com/article/technologyNews/idJPTYE7B506A20111206
特集:オリンパス損失隠し、強制捜査・調査の着手は14日以降
http://jp.reuters.com/article/technologyNews/idJPTYE7B506820111206
特集:オリンパス第三者委員会の一問一答
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE7B506E20111206
情報BOX:オリンパス、第三者委員会の報告内容骨子
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTJE7B500C20111206
SankeiBiz
【オリンパス第三者委ライブ】(1)委員長「調査の中で矛盾、疑問点が噴出した」 (1/2ページ)
http://www.sankeibiz.jp/business/news/111206/bsc1112061536018-n1.htm
ブログ:出る杭はもっと出ろ!
http://es-kaikei.jp/wordpress/2011/12/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%B9%E7%AC%AC%E4%B8%89%E8%80%85%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A%E3%81%AE%E5%A0%B1%E5%91%8A%E6%9B%B8%EF%BC%8D%E7%9B%A3%E6%9F%BB%E6%B3%95%E4%BA%BA%E3%81%AE%E8%B2%AC/
調査報告書とは関係ありませんが、タワー投資顧問による大量保有報告書が提出されています。
http://g2s.skr.jp/api/edinet/S0009UVC.pdf
保有比率は5.95%。
報告義務発生日は2011/11/30。
提出日は2011/12/6。
これは興味深いですね。
11/30の終値は1025円。最安値の424を付けた11/11から終値で1019円を付けた11/24までは一貫して上昇していますから、買い始めたタイミングによって平均取得単価はかなり増減します。
11/30の終値は1025円。最安値の424を付けた11/11から終値で1019円を付けた11/24までは一貫して上昇していますから、買い始めたタイミングによって平均取得単価はかなり増減します。
いくつか考えられるのは、あえて大量保有が出るところまで買い進めたということは、意図的に憶測を呼んで自ら株価の上げ材料になることを狙ったのか。11/14までに保有株が減ったらそういう事もあるやもです。ただ、プロのヘッジファンドですから、このような狙いは少なくとも本丸ではないでしょう。
普通に考えると、上場維持になるというそれなりの見通しが立っていると見ることも出来ます。その場合、それなりの筋から情報収集しているはずで、どのような筋か興味のあるところではあります。
あと想定されるのは、上場維持になっても上場廃止になっても勝てるという投資戦略を描いているのかもしれません。
上場維持になれば、残ったのれんの減損リスクと会社への訴訟リスクを織り込んでも上がるという見込みと、上場廃止になったらどこかからTOBが入り、どれくらいのTOB価格になるはずだという読みがあり平均取得価額以上のプレミアムが付くはずという見込み(自らTOBを掛けて早期の再上場を主導する事まではさすがにないかと思いますが)といったところでしょうか。
この後も追加取得していくのか、あっさり売り払うのか、で少しは意図が見えるかもしれません。
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